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2024.06.18

現場で使える!WordPressおすすめ書籍(書評)

今回は、私が「WordPressの機能をもっと知りたい!」と思って手に取った書籍をご紹介します。

WordPress入門書ではなく、機能がまとめられていて教科書・辞書的な使い方ができる本がほしいと思い探した本です。

ご紹介書籍「WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書」

本日ご紹介するのは 「WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書」です。

書籍の内容

  1. CHAPTER1 WordPressの準備と基本設定
  2. CHAPTER2 基本的なテーマを作成する
  3. CHAPTER3 プラグインを利用する
  4. CHAPTER4 Webサイトを拡張する
  5. CHAPTER5 投稿タイプ・フィールド・タクソノミーをカスタマイズする
  6. CHAPTER6 ブロックエディターを使いこなす
  7. CHAPTER7 管理画面をカスタマイズする
  8. CHAPTER8 高度な機能を活用する
  9. CHAPTER9 ショートコード・関数・プラグイン
  10. CHAPTER10 WordPressを効率的に運用する
  11. APPENDIX

おすすめポイント

おすすめポイントを一言にまとめると、「仕事の現場でとても活躍する、実用的である」ことです。「WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書」という書籍名のとおりですね。
では、どのように仕事の現場で活躍するのか、具体的に紹介したいと思います!

1.基本機能だけでなく、カスタム投稿タイプやカスタムフィールド、カスタムタクソノミーについても説明がある

WordPressをインストールしたときに最初から入っている(デフォルト)投稿タイプ / 固定ページについての説明は、多くの書籍に書いてありますよね。
シンプルなブログサイトを作るときは、これらの機能について把握できていれば大丈夫です。

しかし、実務ではサービスサイトやコーポレートサイトなど様々なタイプのホームページを作成することになると思います。そんなときに欠かせないのがカスタム投稿タイプ / カスタムフィールド / カスタムタクソノミー などです。

これらの機能は少しややこしく、私もWordPressに少し慣れてきたころに、これらの機能の理解に苦労しました‥

こちらの書籍では、(デフォルト)投稿」タイプ / 固定ページについてはもちろん、カスタム投稿タイプ / カスタムフィールド / カスタムタクソノミーまで解説があります。

それぞれ作り方や表示方法だけでなく、

  • (デフォルト)投稿タイプやカテゴリー、タグとの違い
  • 実例を交えた活用方法
  • 関連するプラグインの紹介とその使用方法

まで紹介されていて、すぐに活用できること間違いなしです。

2.ブロックエディターに対応している

WordPressは、5.0から投稿するときのエディターが大きく変わり、ブロックエディタ(グーテンベルクエディタ)になりました。

現在、新しくWordPressをインストールするとデフォルトでブロックエディターが入っているので、ブロックエディターの活用方法を知りたいですよね。この書籍は、その点においてもばっちりです!

  • ブロックエディターで使えるブロック一覧
  • 再利用ブロックなどの実用的な使い方
  • エディター用CSSの作り方と適用方法

など一通り必要なことは全て書いてあります。

ブロックエディターについてある程度知識のある方でも、掘り出しものの知らなかった機能があるかもしれません。
私は「音声ブロック」を初めて知りました。mp3ファイルをアップロードすることで、シンプルな音声プレイヤーを表示するもので、自動再生や繰り返し再生も設定できてしまうようです。

また、ブロックエディターでカラムの設定やボタンの追加などができること知っていますか‥?
このように、まだ知らないブロックエディタの魅力をもっと知ることに役立ちます。

3.プラグインについて丁寧な説明がある

WordPressをカスタマイズしていくときに便利なのがプラグインです。

いざプラグインを使おうとすると機能が同じようなプラグインがたくさんあって、どれを使えば良いのか困ってしまうことも多くあります。

こちらの書籍では、

  • プラグインの基本的な使い方(インストール方法)
  • よく使用するプラグインとその使用方法
  • そのほかプラグインの選び方

まで丁寧に説明があります。
お問い合わせページなどによく設置するフォーム作成時に役立つプラグインも紹介されています。

4.そのほか役立ち情報

これまでこちらの書籍のおすすめポイントを具体的に紹介しましたが、このほかにもたくさんあります。

管理画面のカスタマイズ方法

クライアントワークの場合、WordPressを更新してホームページを運用するのはクライアントです。

クライアントが、更新などの作業を行うことになる管理画面を使いやすくするためのカスタマイズ方法も紹介されています。

WordPress専用ディレクトリへのインストール方法

WordPress以外のファイルも設置する・WordPressを複数設置するなどの場合、WordPress専用のディレクトリにWordPressをインストールすることがあります。

その場合、https://hogehoge.com/専用ディレクトリ/がホームページのURLになってしまいます。こちらをhttps://hogehoge.com/で表示させるために必要な作業についても丁寧に解説されています。実務ではよくあることなので、ありがたいですね。

ショートコードやプラグインの作成方法

少しレベルがあがりますが、こちらの書籍では、ショートコードやプラグインの作成方法まで解説されているのです!
ここまで幅広い内容が詰まっている参考書は、ほかにないんじゃないかと思います。WordPressを知り尽くすのに適した1冊ですよね。

〈まとめ〉WordPressを活用する現場では必ず役に立つ1冊

今回は、WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書をご紹介しました。

手を動かしながら、基本的な部分から学べることはもちろん、さらにWordPressを使いこなすためのノウハウが詰まっています。
きっとあなたのまだ知らない機能とも出会えると思います!

WordPressの書籍を探している人には絶対におすすめしたい1冊ですので、ぜひ手に取ってみてください!

WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書

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