2024.07.19
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- コーディング
先日、WordPressで制作したWebサイトが突然表示されなくなり、「サイトに重大なエラーがありました。」という画面のみ表示されるという事態が起きました。
色々調べた結果、WordPressのバージョンが自動更新されたことによって不具合が起きてしまったようでした。WordPressをダウングレードした後、自動更新を停止させました。
エラーが起きてしまった後では対応が大変になるので、心配な方は自動更新を停止しておくといいでしょう。
WordPressのアップデートというと、以下3つがあります。
上記 3つの自動更新の停止方法についてご紹介します。
目次
WordPressのバージョンについてさらっと解説します。
WordPressのバージョンは「5.7.1」のように3つの数字で表されます。
それぞれ左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、ビルドバージョンを表します。それぞれアップデートで以下のような変更があります。
まずは、WordPressのバージョンやテーマ、プラグインなど全ての更新を停止させる方法です。
wp-config.phpに以下のコードを追記します。
一番下の行に追加すればOKです。
重要なファイルに追記しますので、予めバックアップをとっておきましょう。
define( 'AUTOMATIC_UPDATER_DISABLED', true );
問題なく自動更新が停止していると、管理画面の更新ページに「このサイトは新しいバージョンの WordPress の自動更新を受け取りません。」という文章が表示されます。
この表示がされていれば、問題なく自動更新が停止になっています!
続いて、WordPressのバージョンやテーマ、プラグインなどを個別に自動更新停止にしたい場合の記述をご紹介します。
メジャー、マイナー、ビルド全ての自動更新を停止
以下コードをwp-config.phpに追記します。
define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', true );
メジャー、ビルドの自動更新を停止(マイナーのみ自動更新)
以下コードをwp-config.phpに追記します。
define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', minor );
テーマの自動更新を停止します。以下コードをfunctions.phpに記述します。
しかし、WordPressのテーマはデフォルトで自動更新されない設定になっているのでわざわざ記述する必要はありません。
add_filter( 'auto_update_theme', '__return_false' );
プラグインの自動更新を停止します。以下コードをfunctions.phpに記述します。
add_filter( 'auto_update_plugin', '__return_false' );
WordPressのバージョンやテーマ、プラグインを古い状態にしておくのは、セキュリティ上好ましくありません。
しかし、バージョンアップすると他の機能やプラグインなどと互換性がとれず、サイトに不具合が起きることがありますので慎重に行うべきです。
なにより、急にサイトが映らなくなることはとても問題です…
こまめに様子を見ながら手動で更新していくのがいいかと思います。
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